2017年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

2017.09.19 (Tue)

ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容 セル&クリーグランド管

セル_ヒンデミット_ウェーバー

ヒンデミット
ウェーバーの主題による交響的変容

指揮:ジョージ・セル
   クリーヴランド管弦楽団

録音:1964.10.10 クリーグランド、セヴェランス・ホール
レーベル:SONY

録音は年代にしては音場も広く残響も程よいもの。マルチ的なクリアさはありますが、
オケは厚く、パーカスも力感が感じられ良い録音だと思います。

第1楽章 3:54
 テンポは中庸。端正な表情と明快な語り口、キビキビとした進行はこのコンビらしい
 音楽作りです。トランペットの音はアメリカンな感じですが張りと勢いが感じられます。
 中間部のオーボエソロも上手く、バックで鳴る弦楽も弾力感が印象的。終盤辺りも
 見通しの良いクリアな響きと力強さが感じられます。

第2楽章 7:05
 木管が奏でる「トゥーランドット」のフレーズはやや速めで軽やかに響きます。
 弦楽に主題が渡されてからはさらにテンポが上がり軽妙なタッチと躍動感が強調され
 ます。バックに流れるトリルもかなり豪快な勢いをもって響いてきます。
 後半のジャズ的な箇所は軽めの雰囲気で開始されますが金管とティンパニの掛け合い
 辺りは迫力十分。各フレーズは流れの良さが感じられます。

第3楽章 3:58
 中庸かやや速めのテンポ設定。淡々とした語り口ながらもどこか侘しい雰囲気は感じ
 られます。テンポの揺れはほとんど無いですが中間部での厚く響く弦楽や明快に進め
 られるフルートソロはストレートで強い意志が感じられます。

第4楽章 4:20
 テンポは速めです。やや前傾的な足取りは躍動感と引き締まった表情が印象的。
 幾分マーチ的で一本調子が感じもしないではないですが、後半でのはつらつとした
 金管の開放感も爽快で一体感のある響きで良くまとめています。

全体にセルらしい明快でストレートな解釈でもう少し遊びや屈託した雰囲気もあっても
と思いますが、気持ちの良いアンサンブルはここでも良く生かされていて細部まで
キッチリとまとめ上げています。

感銘度: A-
5段階( A+ A A- B+ B )に分けています。)
関連記事

テーマ : クラシック ジャンル : 音楽

23:30  |  ヒンデミット  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://bestclassic.blog97.fc2.com/tb.php/819-80019b99

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |