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2017.06.09 (Fri)

チャイコフスキー 序曲「1812年」 シモノフ&ロイヤルフィル

シモノフ_1812

チャイコフスキー
序曲「1812年」op.49

指揮:ユーリ・シモノフ
   ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団

録音:1994.1 ロンドン、CTSスタジオ
レーベル:ロイヤルフィル

一連のロイヤルフィルシリーズの1枚、チャイコの管弦楽曲集の中の1曲です。
私が買った頃は数百円だったと思います。今もBOXとかであるようですが、
SACDなどでも発売されているようです。
録音はCTSスタジオとのことですがこのようなスタジオのようです。

7402364.jpg

録音はオケに近く響きはクリア。大ホールでオケが鳴るような感じではありません
が残響もスタジオにしては結構感じられるので少し編集されているかもしれません。
演奏時間は16:27。

冒頭の弦楽アンサンブルは粘り過ぎることはなく端正ながらも懐かしさと芯の強さを
感じる表情です。主部に入ってからもさほどテンポは上げずに重心の低い図太い響き
での進行。次第にテンポは少しずつ上がって中低音の金管(トロンボーン、チューバ)
でのメタリックで威圧的な降下フレーズなどはロシアの響きとはやや異なる感じですが
豪快でスケール十分です。
間の取り方も余裕があるもので5:38辺りの弦楽の旋律が入る前では、4・5秒ほどの
大きな休止が入ります。
また安定感のある丁寧な語り口ではあるものの6:59や10:55での弦楽の同じフレーズ
では急ブレーキを踏むようなクセのある表現がユニークです。
終盤はロイヤルフィルらしい金管の豪快な響きを開放していて威力は十分。
大砲の響きもオケをマスクするほどの過激さはないもののそれでもラスト近くになって
くると乱れ打ち状態でヒューヒュー音も鳴り響き、大砲なのか花火なのかもはや不明。
ラストの地響きのようなロングトーンの最後の瞬間にとどめの大砲をぶっ放すという
演出付きでなかなか面白いです。
終盤の演出はともかくオケの演奏自体は重厚なもので効き応えがあるものになって
います。

感銘度: A
( A+, A,  A-, B+, B )
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テーマ : クラシック ジャンル : 音楽

00:35  |  チャイコフスキー  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

シモノフ、今度新潟に来ます。行きませんが。
チャイコのバイオリン協奏曲とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、それにチャイコの5番、だったかな。聴く前からお腹いっぱいのプログラム。
1812年の終わりのはやっぱり花火なんでしょうね。ド派手ですよね。
youtubeにはシモノフの動画が結構あって、これが笑えます。
https://www.youtube.com/watch?v=FPSt2aSk25c
シモノフの小芝居が笑えます。
七味とうがらし |  2017.06.09(金) 20:03 |  URL |  【コメント編集】

■Re: タイトルなし

シモノフ、モスクワフィルと来るのですね。
有名協奏曲が2曲もあるなんて確かに聴く前から満腹に
なりそうですね。
youtube見ましたよ。
実演でのシモノフの指揮は見たことがなかったのですが、
演奏同様にサービス精神旺盛の楽しい指揮ですね。
何だかどこかバーンスタインの指揮を思い出しますが、
ライブだと特に乗っちゃうタイプなんでしょうね。


越中富山 |  2017.06.09(金) 23:19 |  URL |  【コメント編集】

■ご無沙汰

大変ご無沙汰しています。お元気ですか。
1812年は、3年前にオケでバンダ付きで演奏しました。
その時のバンダはエキストラでしたが、たまたま息子がバンダのバストロで出演し、オケでは初めて一緒に演奏しました。
その時のメインはチャイコフスキー交響曲第5番で、アンコールがショスタコーヴィッチの祝典序曲で、ロシアプログラムでした。
相変わらず、吹き過ぎ感満載の演奏となてしまい、反省感ありありでした。

18日には、ショスタコーヴィッチ交響曲第5番を演奏します。
20代のころ越中富山さんと一緒に演奏した時はレニングラードの真似をして、強烈な演奏をしましたが、50代となった今は、果たして最後まで無事に吹き切れるか不安がいっぱいです。
とりあえず、頑張ります。
タンバリンの神様 |  2017.06.14(水) 23:53 |  URL |  【コメント編集】

■Re: ご無沙汰

タンバリンの神様!
お久し振りです。コメントありがとうございます。
ご子息、バストロ吹いておられるとは知りませんでした。
ご一緒に演奏された演奏会は感慨深かったのではないで
しょうか。

実は先週の日曜日、息子二人に初めてトロンボーンを
吹かせてみました。興味はあるようで「音が出た」と喜んで
いましたが、ブラバンとか入るかはまだまだわかりません。

昔、演奏したチャイコ5番にカルミナ、マラ3番にタコ5番は
懐かしいですね。酸欠で指が痺れるほどの大音量で演奏した
頃は若かったです。。。

公演予定を見ましたがリストの「前奏曲」に「皇帝」協奏曲、
メインがタコ5なんですね。
やはりタコ5はフィナーレの金管勝負です。ホールを揺るがす
ような大爆音で圧倒して下さい。体を壊さない程度で(笑)。






越中富山 |  2017.06.15(木) 23:13 |  URL |  【コメント編集】

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