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2016.03.06 (Sun)

コダーイ 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ケルテス&ロンドン響

ケルテス_ハーリヤーノシュ

コダーイ
組曲「ハーリ・ヤーノシュ」

ツィンバロン:ジョン・リーチ
指揮:イシュトヴァン・ケルテス
    ロンドン交響楽団

録音:1964.2.28 ロンドン、キングスウェイ・ホール
レーベル:DECCA

録音はオケに近いです。残響は少なめですが不足する程でもありません。年代に
しては各楽器が非常にクリアに録られていてDECCA(LONDON)らしいところ
です。ただ個々の楽器を強調するところがあってマルチ的な聴こえ方がバランス
や距離に違和感を感じる箇所があります。ケルテス35歳の録音です。

前奏曲 3:32
 冒頭から元気でキレの良い開始。明快な表情で進めてゆきます。終盤ではホルンを
 かなり強奏させていてたくましい響きで緊張感が増します。

ウィーンの音楽時計 2:10
 やや速めのテンポで曲に相応しい躍動感のある爽やかな語り口。旋律をとる楽器が
 常にクリアに前面に示されます。またピアノなど他の演奏ではあまり聴こえてこない
 ような楽器も強めのバランスで聴こえてきます。

歌 6:01
 芯のあるチェロの以降、オーボエがリードする箇所からテンポをやや落として叙情的
 な雰囲気を豊かに表現しています。ツィンバロンもよくピックアップされていて
 目前で民族色豊かに美しく響きます。ツィンバロンの奏者はフリッチャイとの録音
 でもソロを務めたリーチです。

戦争とナポレオンの敗北 3:59
 トロンボーン、チューバのフレーズは端正な表現です。金管での強奏部も安定感の
 ある構えで鳴らします。サックスのソロもさほど崩した感じはなく丁寧なもの。

間奏曲 5:00
 弦楽は低弦も良く鳴り、くっきりと生き生きとした張りのある表情を作ります。
 中盤のホルンはなかなか雰囲気のあるアンサンブルを聴かせます。

皇帝と延臣たちの入場 2:57
 テンポは中庸。曲に相応しい華やかで躍動感のある進行です。オケを良く鳴らし
 安定感のあるもので終盤もテンポの急変化はさほど付けていませんが、ラストの
 グランカッサまで堂々と表現しています。

特別に演出や効果をねらった感じはしませんが、若々しいスタイルでお国ものだけ
に自信と民族性が感じられる演奏です。個人的にはもう少しユーモアがあっても
とも思います。

感銘度: A-
5段階( A+ A A- B+ B )に分けています。)
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